サイトマップと情報

補聴器や関連事項について色々と情報を集めて行く予定です。

 

安心して相談できる補聴器専門店

お盆休み

お盆もお店は開いています。大阪や兵庫でも新型コロナの陽性者の人数が中々減少していないことから積極的には外出・ご来店を促しにくい状況ですが、久々に会った家族の声が聞こえにくいなどありましたらお気軽にお声掛けください。

 

問い合わせの件

聴覚過敏についてお問い合わせ頂いた件について、返答という形で記事を書いていましたが一定期間過ぎたため削除しました。一方で、お問い合わせい頂いた方向けに書いたつもりが、別の方から結構な数の問い合わせを頂きました。皆さん辛い中でも少しでも良くなるように、生活・仕事ができるように努力している方が多く、悩みの相談を受けた私がかえって、元気ややる気を貰った気がします。ありがとうございました。

 

 

マスクの着用と聞こえ

2020年1月、新型コロナの報道があってからはスタッフはマスクの着用をしています。

ただ、新聞記事で「聞こえにくい方にとって表情が見えないのは大変」という旨の記事が載っていました。

本来、意図するしないに関わらず、「聞こえ」や「会話」は音声情報だけでなく、表情や身振り手振り、相手との間柄など、様々な情報を駆使して相手の伝えたいことをくみ取っていると言われます。マスクをすると、声もこもり、かつ表情がわからなくなってしましうため、分かりにくくなるかもしれません。代替手段としてテーマだけでも筆談したり画面に絵を映したりしてお伝えするようにしています。

マスクの着用と聞こえ2

「でも、マスクを外すわけにもいかないし…」ということで、前回の最後にも少し書きましたが、コミュニケーションを取りやすいようにこんな事を考えています。聴力にもよりますが、

  • 相手の注意を向けてから話す (例えば:ねえ、お母さん!)
  • テーマ・話題を先に明示する (今日の夕飯の予定だけど)
  • ゆっくりと、反応や理解を確認しながら
    (分かりにくい分、処理に時間がかかる。前後の内容から考える)
  • 周囲の雑音を減らす (大事な話だからテレビ消すよ~)
  •  

    皆さんにとっても当たり前のことかもしれませんし、忙しい時には難しいかもしれませんが、話す側も聞く側もコミュニケーションが取りやすくなって、ちょっとでも楽しく会話できたらな~と思います。

    参考:「新型コロナ 聴覚障害、マスクの壁 受診時、口の動き読み取れず 「遠隔手話」導入求める声」、『毎日新聞』 2020年4月10日https://mainichi.jp/articles/20200410/ddf/001/040/001000c 、閲覧日2020年4月11日

     

    補聴器と聴覚過敏への対処

    ここでの対処はあくまで一例・一部分であり、参考としてお読みください。:では、聴覚過敏の人に、音を大きくする補聴器は使えないのか?というとそんなことはなく、様々な方法があります。例えばHyperacusticsの人に補聴器を考える場合は、池田店、川西店でもまず苦手な音を検査します。問診のようなカウンセリングや、ラウドネススケーリングという検査があり、自覚的な音の大きさ・感じ方を調べ、不快な音は出さない・減らすように補聴器の音を設定していきます。

    「え!?そんなことできるの!?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、近年の補聴器は最大音量、小さい音/普通の大きさ/大きい音に対する音量をそれぞれの音の高さ(周波数)毎に決めることができ、「不快な周波数の大きい音だけを大きくしない」といったことが大まかにできます。

    また、不快な音というのはその時の体調や周りの環境、慣れなどで変わり、特に補聴器の使用開始時は周囲の方の理解を得たうえで、聞こえの改善よりも補聴器を使用することの忌避感を避けることを優先する場合もあります。そして補聴器に慣れ始めた段階で聞こえの改善を目指していきます。

    さらに、可能であれば「自分で環境に応じて音を変更できるプログラム」を組むこともあります。例えば、「仲良い人たちと一緒に楽しくゲームやお話しをしているときは多少うるさくても気にならない」という人もいます。静かにしたいときや、しっかりと話しを聞きたいときなど、それぞれの場面に適した音を自分で選んでもらいます。

    補聴器と聴覚過敏ということでいくつか羅列してみましたが、以上はあくまでごく一部です。今回わざわざ長文を書いてまでも伝えたかったことは「どんな症状でも、相談してもらえればそれなりの対処法はある」ということです。ナルホ堂の池田店、川西店も補聴器技能者は専門知識や技術には自信がありますし、さらに情熱もあります!!いつも書いていますが、聴覚過敏にかかわらず、「あんな音がいや、こんな音が聞きたい、補聴器にはこんなことを望む!」と相談やお話しをいっぱいしてもらえると、聴力データのみにとどまらないより良い補聴器がつくれます。

    補聴器と聴覚過敏

    ネットのニュースで聴覚過敏のシンボルマークの話がでていました。ウサギさんがヘッドフォンをしたようなマークです。音に敏感な方が刺激を抑えるために使用するイヤーマフにそのシンボルマークを使用することで、偏見やいらぬ誤解が避けれるようになったとのことでした。

    聴覚過敏はHyperacusisと言われ、論文「聴覚過敏の診断と治療」では『“音に対する異常に低い許 容”と定義』されていると説明しています。難聴で小さい音は聞こえにくいからと言って、聴覚過敏にはならないわけではなく、補聴器を扱う以上さけては通れない問題です。一方で、上記論文の題名にも「診断と治療」とあるように、音響療法や認知行動療法など、聴覚過敏を軽減していく方法があります。本人の頑張りが必要なうえに効果も人それぞれですが、本当に悩んでいる人こそ、一度お医者さんに相談してみるといいと思います。

    参考:坂田俊文. (2017). 聴覚過敏の診断と治療. 日本耳鼻咽喉科学会会報120(9), 1184-1185.

     

    池田市ますみの盆踊り

    何を隠そう昔から盆踊りが好きです。川西市での盆踊りはだいたい7月末や8月初旬で行きそびれてしまいましたが、池田市満寿美町の盆踊り大会が行われていたので行って来ました。駅前ということもあって人も多くにぎわっていましたが、何よりの驚きは、最近の盆踊りはPOPミュージックもかかっていたことです!まだまだ若いつもりですが時代の変化を感じます。補聴器を装用していても軽い運動(慣れたら結構激しい運動も)はできますから、また一緒に盆踊りをご一緒できたらと思います!!

     

    補聴器と認知症3

    補聴器と認知症にからめて今週の補聴器論文。年を取るにつれて怖くなるのが認知症。難聴と認知症には相関があるといわれていますが、補聴器を付けたら認知症は治るのかという話。結論から言うと、「補聴器をつけたら認知症が治って、外すと元通り」なんて簡単な話ではないということ。補聴器自体に認知症を治す効果はないけど、一方で、補聴器をつけることによって家族や人との関わり合いを増やすことが最善のようです。認知症には、「人との関わり合いを増やすことで良くなる」とのこと。

    こういった研究内容も加味し、ナルホ堂では池田店、川西店ともに予約時は1人に対して1時間の猶予をとっています。「日ごろの話などが補聴器の調整に大事」ということもありますが、あまり外出される機会のない方などに対して、この機会に少しでも家族や私たちと積極的に話す機会を設けられればと考えていたりします。

    N.H. Allen et al, (2003). The effects of improving hearing in dementia. Age and Ageing, 32(2), 189-193.

    URL:https://academic.oup.com/ageing/article/32/2/189/29059

    補聴器と認知症

    2018/8/5に高度・重度難聴者に対する聴覚ケアに対する勉強会の話。セッションの中で座長を務められた京都大学の大森先生が「認知症で難聴の方に補聴器のケアは積極的に勧めるか」という旨の質問を一人の先生にされていました。これは「難聴と認知症には関連がある」という背景があり、私が言うのもおこがましいですが、人によって意見がわかれる一方で正しい答えをみんなが知りたい非常に有意義な質問だと思いました。回答者の返答は「補聴器について説明した上で本人にやる気があれば」というような旨でした。つづく。

    補聴器と認知症2

    つづき。実際、私がみている方でも認知症と診断されている方がいますが、装用者本人や家族のやる気は重要だと思います。お試しで補聴器をつけだすと、乗り気でなかった人も会話が楽しくなってやる気もでてくることも多いですが、意欲がでてくるような家族の励ましなどがあった方が順調にいくことが多いです。裏を返せば、技能者も協力して、そういったことをフォローすることで補聴器を上手く活用できるようにする大切さも考えさせられます。

    今週の補聴器論文の予定:N.H. Allen et al, (2003). The effects of improving hearing in dementia. Age and Ageing, 32(2), 189-193.

    URL:https://academic.oup.com/ageing/article/32/2/189/29059

    高度・重度難聴者に対する勉強会

    2018/8/5に高度・重度難聴者に対する聴覚ケアに対する勉強会に行ってきました。内容は主に、補聴器と人工内耳の話です。人工内耳はドイツ・ベルリン留学時代に研修先で指導していただいたのが、いわゆるEUにおける人工内耳の先駆者と呼ばれる方で、 人工内耳手術にすごく積極的で喜ばれる方、私も「人工内耳が適応と診断される方」はどんどん前向きに検討したらよいと思える良い技術だと考えています。基調講演をされた京都大学の教授の話では遺伝子検査などで術後の見通しが、私が携わっていた時代に比べてつくようになっているようなのが印象的で、より身近なものになってくると思います。人工内耳の話は近いうちにもう少し詳しく、話せたらと思います。

     

    こども用補聴器の助成

    すこし前の話ですが、兵庫県川西市のホームページに「軽・中度難聴児補聴器購入費等助成事業について」と題して子供の補聴器の助成に関して詳しくのっていました。(URL:http://www.city.kawanishi.hyogo.jp/

    kurashi/fukushi_kaigo/syougai/1001000/1001004.html

    18歳までの方で一定の難聴とみなされた方は補聴器購入の助成がでる場合があります。こどもの難聴は親からみても中々気づきにくいものです。「物音に反応しない」や「絵本を読んであげても集中がつづかない」などがあれば耳鼻科や小児科の先生に相談されてもよいかもしれません。取り越し苦労で終われば良いですし、もし何かあれば早めの対策が有効です。

     

    定休日

    8月1日(水)は補聴器専門店 ナルホ堂 池田店の定休日となります。川西店は営業しておりますので、ご不便をおかけしますが、お急ぎの方は川西能勢口駅東改札をでてすぐにありますので、そちらをご利用していただくようお願い申し上げます。

     

     

    今週の補聴器論文

    難聴の生活への影響はどうなのか?という話。この手の論文はよく引用されて、「難聴があるとどうしても生活の質に悪影響がある」という話になります。この論文でも「難聴がある人はない人に比べて客観的にも、自己分析でも生活の質に影響があり、難聴の程度の差も関係する」と結論しています。興味深いのは「聞こえのハンディキャップやコミュニケーションの難しさを感じていない人が(中度から重度)難聴の人でも多くいる」と述べているところ。一方で「関係者や家族はコミュニケーションの難しさも感じ、フラストレーションもあるだろう」とも。

    補聴器技能者としては「本人の自覚はないが、家族や医師の勧めで相談」というのはよくある話で、納得です。そのような場合でも、補聴器をつけることによって今まで聞こえていなかったことを自覚し、喜んでいただける場合も多くあります。なんにせよ、本人の自覚があるなしにかかわらず、生活の質を少しでも良くするお手伝いができるように研鑽をつんでいかないといけないなーと思わせるものでした。

     

    Dalton et al.,2003 "The Impact of Hearing Loss on Quality of Life in Older Adults" The Gerontologist. Vol. 43(5), p.661–668」より。大阪府池田市・兵庫県川西市の補聴器専門店 ナルホ堂 今週の補聴器論文

     

     

    補聴器と気圧と音圧

    最近の天気は異例続きで猛暑だったり台風がきたりで大変ですが「台風の中心気圧が○○hPa(ヘクトパスカル)」なんて天気予報で見かけると思います。私の時代は学校で、「気圧は1013hPa」と習いましたが、補聴器で大事な音の大きさである音圧も「Pa(パスカル)」で表すことができます。一般的にヒトが聞こえる音はおおよそ20μPa(0.00002Pa)~20Paと言われています。気圧が1013hPa(101300Pa)と考えると、ヒトはすごく小さい圧力の変化を感じ取っていると考えられるかもしれませんね。(音圧を表す[dB]の単位はまた後日。)

     

    ガラポン阪急池田ブランマルシェ

    阪急池田ブランマルシェ商店街において 7月29日までガラポン抽選会を開催中です。補聴器はもちろんですが、補聴器用電池や乾燥剤のご購入でも抽選券をお渡ししていますので、ぜひこの機会にメンテナンスもかねてご来店ください!今年の特賞はダイソンの扇風機です!!

     

    補聴器の音質の改善

    補聴器専門店の最も重要な仕事の一つが補聴器の音質の改善です。でも実際に何をしているのか詳しくない人も多いと思います。音質改善のためには大きく分けて2つの種類があって、1つは「補聴器装用時のことばの理解度(明瞭度)を改善する」ことと、もう一つは「補聴器装用時の快適性を改善する」調整があります。(2018/07/25)

     

    補聴器の音質の改善(明瞭度 part.1)

    補聴器を装用する目的の1つにコミュニケーションを円滑にすることがあります。そのために補聴器ではその人に合わせて音質を改善していきます。ことばの理解度を改善するためにまず第一に考えるのは、「聞こえにくくなっていた音を再び聞こえるようにする」ことです。人によって高い音が聞こえにくいとか、低い音が聞こえにくいなどがあるので、補聴器では周波数(音の高い・低い)毎に聞こえにくくなった分だけ音を補助してあげることで再び聞こえるようにしてあげます。

     

    補聴器の音質の改善(明瞭度part.2)

    年齢や遺伝などで、だんだんと小さい音が聞こえにくくなっていきますが、一方で、大きな音がうるさく・不快に感じるのは耳が遠くなる前と変わらないことがほとんどです。周波数に対して音の補助を変えるだけでなく、音の大きさに対しても「小さく聞こえにくい音は補助する量を大きくして、大きく補助がなくても聞こえやすい音はうるさくなっては困るので、補助する量を少なくする」ことでより普段でも会話がしやすいように音質を改善していきます。

    池田市・川西市の天気

    今年の異常な暑さはニュースにもなっていますが、池田や川西の最高気温も連日35℃を上回るような日がつづいています。近年の補聴器は撥水コーティングが施されており、汗や湿気にも強い構造になってはいますが、お近くに寄られた際は定期メンテナンスに加えて業務用の機械で乾燥もさせますので、お申し付けください。

     

    池田店にてメンテナンスフェア開催

    人が集まるお盆を前に池田店にてメンテナンスフェアを開催中です。お持ちの補聴器をしっかりとメンテナンスすることで、みんなで集まった時にもしっかりと聞き取りがしやすいようにしておきましょう!なお、音の調整が必要な場合は事前にご連絡いただけるとお待たせしなく便利です。

    川西店にてメンテナンスフェア開催中

    川西店にて補聴器のメンテナンスフェアをお盆まで開催中です。湿気の除去から、耳垢の汚れなどをきれいにします。みんなが集まる時期だからこそ、メンテナンスをしておけば安心です!